2018.06.18
いま-みらい塾
#いま-みらい塾の考え方
勉強できる子が無意識にやっている
「必ず成績が上がる」ノートを使い方である
「さとりノート」の概要についてまとめておきます。
これをマスターするだけで、かなり勉強が楽になります。
最初は少し「面倒くさい」と思うかもしれませんが、
結局のところ勉強はこれをするだけだと思えるようになります。
①「できなかったこと」だけを書く
成績を上げるために必要なことは
「できなかったこと」を「できる!」にすることだけです。
「できる」ことをいくら繰り返すことも意味がないとは言いませんが、
明らかに効率が悪くなります。
解けなかった問題をやり直す時、
「できていること」もやり直していませんか?
さとり学習法では「できなかったこと」のみを
ノートに書いていくことを徹底します。
一ヶ所に「できなかったこと」を集めていくことで、
「ほったらかしにする」ということがなくなり、
2度と同じ間違いをしなくなります!
②左のページに問題、右のページに答えの形で書く
「本当に覚えているのか?」と不安になることはありませんか?
いくらインプットしたと思っていても、
テストの時にアウトプットできなければ
テストは0点です。
「本当にできるのか?」を試し続けるために、
「問題」と「答え」を別々に書くようにしています。
「本当に覚えているのか?」
と自分の記憶力を疑う習慣をつけましょう!
③ケアレスミスの事例をそのまま書く
「ケアレスミスの防ぎ方」ってご存知でしょうか?
ほとんどの方が「気を付ける」しかないと思っていませんか?
ほとんどの教育者がそう言っているのですから仕方ありませんね。
さとり学習法では「ミスも実力のうち」ということで、
「ミスの事例をそのままノートに書く」ということをします。
ミスの事例をそのまま左側に書き、
右側に「ミスの指摘」を書きます。
要するに、「ミスに気付けるか」を試すのです。
実際のミスの事例を見て、反射的に
「これ違う!」とツッコミを入れられるようになりましょう!
ミスにも癖があるので、自分の癖を知ることが大事です。
その上で、ミスを見つける目を養うことで、
ミスを意図的に回避できるようになっていきます。
④常にノートを手に持ち、「スキマ時間」に見返す
ノートをずっと手に持っておくことで、
10秒のスキマ時間も逃さずに有効活用できます!
なぜなら、どのページを開いたといしても、
そこには「成績が上がるタネ」しか書かれていないからです!
1時間まとまった時間に勉強することも必要ではありますが、
脳はすぐに飽きてしまうのです。
これは
最初にやったことは記憶に残りやすいという「プライマリー効果」
最後にやったことも記憶に残りやすいという「リセンシー効果」
の両方からもわかることです。
細切れの時間のスキマ勉強を大量に作る方が
フレッシュな刺激を与え続けることが可能となり、
学習効果は飛躍的に上がります!
⑤徹底的に「ながら勉強」をする
ノート1冊だけなので、「ながら勉強」をすることも簡単になります。
できるだけ他の刺激と同時に学習することで、
脳への刺激が強まるだけではなく、
いつもと異なる刺激となって、記憶を定着させてくれます。
マルチタスクができるようになるというメリットもあります。
⑥間違えた回数を左側に「正」の字で記入する
この方法によって、より苦手なところが浮かび上がってきます。
苦手なところをさらに重点的に取り組んでいただくために、
間違えた回数を「正」の字で書いていっていただくと、
非常にわかりやすいノートになります。
⑦「覚えた!」と思った日に、その1ヶ月後の日付を左側に書いておく
「もう覚えた!」と思えたら、その日付の1ヶ月後の日付を書いていただきます。
そのタイミングを過ぎたら、再度覚えているかの確認をします。
もし覚えていたら、2ヶ月後の日付を書き、さらに間隔をあけてチェックします。
忘れたらまた覚えるグループに組み込んでいきます。
記憶をシステマチックに管理していくことを可能とするのが
「さとりノート」なのです。
ただ、これはあくまでも一例ですので、やり方をマスターしたら、
独自のやり方を構築していくことが大切です!
「守・破・離」が大切です。